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第24回:離職率の低い会社の特徴とは?

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【「居心地の良い会社」は悪温情「やりがいのある会社」が正温情】

社員の離職率が高い会社は、時間とコストをかけて教育した投資が無駄になるだけでなく、社員全体のスキルが上がらないため、なかなか顧客を満足させることも、営業力も伸びず、企業の発展が望めないのは、言うまでもありません。

そのため、経営者は離職率が低くなるように様々な策を検討することになります。

その一つの伝統的なアイデアとして、「家族経営」があります。企業が苦境にあっても、社員をクビにせず、社員を家族のように守ることをよしとする考え方です。

元々日本には、終身雇用の慣習があったため、なおさらこの考え方は受け容れられやすい素地があると言えます。仕事を会社と個人の契約に基づく労働の提供と考える、アメリカの文化とは大きく異なります。

しかし、家族経営が社員に居心地の良さを与えているだけだとすると危険です。社員が楽しそうにし、和気あいあいとした環境は経営者にとっても居心地が良いかもしれませんが、仕事の成果が出ていなければ、本末転倒です。

社員が辞めるのも、社員を辞めさせるのも、経営者としては苦渋の経験であることは間違いありませんが、時として心を鬼にすることも必要です。温情が強すぎる社長は会社の経営をおかしくすることが多いのが実情だからです。

では、家族経営に変わる考え方が何かと言うことになります。結論をいうと、社員の離職率を下げるのは、「居心地の良い会社」ではなく、「やりがいのある会社」です。人間の脳は、元来チャレンジを好みます。ゲームにハマる子供が多いのもそのためです。

会社や上司から、単に作業を指示されるだけでは、やりがいを感じられません。そのためモチベーションの低い状態になりますが、それを叱責するなどの痛みを与えることで無理やり動かそうとするため、居心地も悪いだけでなく、やりがいもない会社になってしまいます。

自分の人生や仕事をコントロールする自由が与えられ、自分で考え、実施して成果を挙げることで、成長や達成感を得られるため、やりがいを感じます。

離職率が低く、成果を生む会社作りのポイントは、「やりがいのある会社」の体質と仕組みの構築です。間違っても「悪温情」を信奉し続けることは避けましょう。

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