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第38回:中堅・中小企業が生き残るための戦略定石④

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【多数乱戦業界の戦略定石】

前回、ポートフォリオ特性による戦略定石をご解説しました。定石とは、王道や定番のことです。今回は、多数乱戦業界の戦略定石をお伝えします。

前々回、「第36回:中堅・中小企業が生き残るための戦略定石②」では、市場地位によって異なる戦略定石をお伝えしましたが、この市場地位の考え方のベースには、ライバル企業との相対的なマーケットシェアによる判断があります。

単純にシェアの数字だけを見ては、判断を誤ります。あくまでもライバルとの比較、相対的な地位によって意味が異なるからです。

自社が15%のシェアであっても、ライバルB社が30%、C社が25%である場合と、B社が10%、C社が7%と言った状況では、自社の市場地位は異なることは明白です。

また、1位の強者であっても、少数寡占業界で60%のシェアを持つ企業と多数乱戦業界でわずか1〜2%のシェアを持つ企業では、定石も異なってきます。

さらに、宇宙開発や、エコ発電などの導入期の業界での1位と自動車を始め多くの成熟産業の1位とでも定石は異なってきます。

この中で、多数乱戦業界では、強者であってもあまり大きなシェアを持っていないため、どの商品やエリアなどのセグメントをとっても拡販余地が大きく、流動的です。従って、多数乱戦業界ではシェアにこだわりすぎると戦略を誤ります。この多数乱戦業界での定石は、

①弱小企業を叩く
②規模の経済性を追求する(標準化、フランチャイズ化、M&A)

となります。

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